黒龍王が2度目の防衛 徳之島=全島一大会、全国闘牛サミットも開催

徳之島ナンバーワンの闘牛を決定する第35回全島一・軽量級優勝旗争奪戦(鹿児島県伊仙町闘牛協会西部支部主催)が10月22日、伊仙町の徳之島なくさみ館で開かれた。同日に同町で開かれた第26回全国闘牛サミットと、奄美群島日本復帰70周年を冠した特別な大会とあって、満員の3千人を超える観客が来場。全10取組があり、島内外の闘牛ファンが熱戦に沸いた。

激しい角競り合いを制して2度目の防衛を果たした黒龍王(左)=10月22日、伊仙町目手久

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メインイベントの全島一優勝旗争奪戦は王者「黒龍王」(面縄)が3連勝の挑戦者「吉村畜産☆光心」(鹿児島)と対戦。激しい角競り合いを制した黒龍王が、1分39秒で挑戦者を退けて2度目の防衛を果たした。

軽量級は挑戦者の「茉也虎三男坊」(下久志)が7分21秒の攻防の末に新王者に輝いた。大会皮切りの一番となった県対抗戦は徳之島代表の「照天龍」が勝利した。

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