藤井聡太“八冠”防衛に王手か 2連勝中の竜王戦七番勝負第3局 1日目の勝負めしはバターライス

藤井聡太八冠(21)が防衛に王手をかけるか。

伊藤匠七段(21)の挑戦を受ける、「竜王戦七番勝負」の第3局が行われています。

3連覇を目指す藤井聡太八冠が伊藤匠七段の挑戦を受ける、将棋界最高峰のタイトル「竜王戦七番勝負」。

第3局は10月25日、北九州市の重要文化財「旧安川邸」を舞台に、伊藤七段の先手で始まりました。

竜王戦は先に4勝すればタイトル獲得となり、開幕から2連勝中の藤井八冠は今回勝てば防衛に王手をかけます。

(前夜祭で藤井聡太八冠)
「旧安川邸は本当に素晴らしいところで、集中して対局ができそう。2日間にわたる長い対局だが、しっかり集中して皆さまに楽しんでいただけるような良い内容の将棋にしていきたい」

一方、初めてのタイトル獲得へ、巻き返しを狙う伊藤七段は。

(前夜祭で伊藤匠七段)
「苦しいシリーズとなっているが、藤井八冠との2局で教わり得られたものも非常に大きい。気持ちを新たに臨んで、良い将棋を見せられるよう精いっぱい頑張りたい」

24日の前夜祭には、多くのファンが同い年対決の2人にカメラを向けましたが。

(司会者)
「正面に向かってポーズをお願いします。腕組みのポーズでいかがでしょうか?」(藤井聡太八冠と伊藤匠七段)
「…」

シャイな2人をファンは笑顔で温かく包みました。

一方、毎回注目される藤井八冠の「勝負めし」は、カニやウニ、キャビアまでのった贅沢な「北の海鮮バターライスっちゃ」でした。

そして、午前のおやつは関門海峡の名物、フグをかたどった「福を呼ぶ 河豚最中(ふぐもなか)」を注文。

これまでも「はにたん最中」「くまもなか」「鯱(シャチ)もなか」などを選んできた藤井八冠は、今後も全国各地の最中を制覇するかもしれません。

藤井八冠が八冠制覇後、初の防衛に王手をかけるか…注目の竜王戦第3局は、26日夜には決着する見込みです。

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