心優しいレアルFWヴィニシウスが試合前に困惑!? エスコートキッズにサインを求められるが、まさかの事態…しかも相手GKの息子と判明

2アシストのヴィニシウスは試合前にほっこりな展開[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、試合前に困惑させられたと話題だ。
【動画】試合前にサインをねだられたヴィニシウスが困惑した理由は!?

24日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC 第3節でマドリーはブラガとアウェイで対戦。ヴィニシウスの2アシストもあり、1-2で勝利を収めて3連勝を飾った。

敵地で曲者を撃破したマドリーだったが、試合前にヴィニシウスが非常に困惑する出来事が起きていた。

エスコートキッズと共に入場したヴィニシウス。ピッチに登場し整列した中、スタンドへ挨拶。すると、おもむろに一緒に入場した少年が紙を取り出し、サインを要求した。

時間のない中でもヴィニシウスはサインが欲しいことを察知し、応じようとしたが、なんと少年が痛恨のミス。ペンを持っていないためにサインができないという事態になった。

ヴィニシウスも「ペンはないの?」というジェスチャーを示すと、少年も頷くしかない状況に。ただ、少年に何か声をかけ、相手チームへの挨拶へと走り出した。

しかし、この少年はなんと対戦するブラガのブラジル人GKマテウス・マガリャンイスの息子だったことが判明。同じブラジル人のアイドルであるヴィニシウスのトレーディングカードを手にしていたようで、試合後には無事にユニフォームにサインを貰えていたようだ。

試合は父のブラガが負けたが、息子である少年は大きな宝物を手に。ヴィニシウスもしっかりと試合後に対応するとは、なんとも心優しい対応。ファンも「ヴィニを愛せない訳が無い」、「神様だ」と称賛の声。スペインでは度重なる人種差別に苦労するが、幸せをスタジアムで感じられた日になったのだろう。

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