セルティックのロジャーズ監督がアトレティコ・マドリード戦を前に持論を展開「勝つために世界最高のチームとなる必要はない」

写真:ロジャーズ監督率いるセルティックは現在グループEの最下位に沈んでいる

ブレンダン・ロジャーズ監督率いるセルティックは日本時間10月26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節で、ホームにアトレティコ・マドリードを迎える。

2連敗を喫したセルティックは現在、グループEの最下位に甘んじている。対するアトレティコ・マドリードは、勝ち点4でグループ首位。ロジャーズ監督はセルティックの選手たちに対し、敗戦から立ち直り、逆境から学ぶよう求めているという。イギリス『スカイスポーツ』が報じている。

「世界最高のチームの1つと対戦できるのは素晴らしいことだが、勝つために我々が世界最高のチームとなる必要はない。プレッシャーに慣れ、いいプレーをする必要があるだけだ。それと少しの運。サポーターとすべての力を合わせて、素晴らしい試合となることを願う」

今月初めに行われたグループステージ第2節、セルティックはラツィオに2-1で敗れた。ロジャーズ監督はこの敗戦の痛みを原動力とし、クリスマス後の欧州のコンペティションに残ることを選手たちに説いた。

今季からセルティックの監督として復帰したロジャーズ監督は、リーグ戦ではこれまで無敗を誇る。同監督は「逆境は最高の教師である」と語っている。

「ラツィオとの試合に敗れた苦痛はしびれるほどだった。私はここで敗戦後の後悔の弁を述べるつもりはないが、私たちの現在のレベルを重く受け止めている。ここから前進するために、いい結果を残せるかどうかは私たち次第だ。コンペティションを勝ち進むためには、何かをつかみ取る必要がある。そうでなければ我々にとって非常に難しい挑戦となる」

セルティックはホームのグラスゴーで『勝ち点』をつかみ取れるのか。日本人選手の活躍を含めて注目だ。

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