日本時間25日、ダイヤモンドバックスはフィリーズを下し、22年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。ダイヤモンドバックスの躍進には、ある1人のルーキーの存在があった。
そのルーキーの名はコービン・キャロル。23歳という若さながら、ダイヤモンドバックスの1番打者としてチームを牽引した。キャロルがメジャーデビューしたのは、2022年8月29日のこと。メジャーデビューから1年ほどでMLBの最高峰の舞台にたどり着いたのである。
MLBネットワークのジョン・モロシ記者は、「キャロルは、2021年のポストシーズンを自宅のソファで愛犬と観戦していた」と伝えている。2年という短い期間の間で大きく成長したのである。
今年のキャロルは開幕から好調を維持してきた。6月には打率.291、8本塁打、22打点、8盗塁、OPS.979の大活躍を見せ、ルーキー・オブ・ザ・マンスを受賞している。シーズンが終わってみれば、25本塁打&54盗塁の記録を残した。
日本時間28日から開幕するワールドシリーズでも、キャロルの活躍に期待するファンは多くいるだろう。22年ぶり2度目の世界一に向けて、まずは敵地に乗り込み、レンジャーズと対戦する。