贅沢すぎる、3万円の「クリスマスケーキ」京都の洋館から登場

明治時代に迎賓館として使用されていた京都祇園の洋館「長楽館」(京都市東山区)が、10月20日より、クリスマスケーキの予約をスタート。定番のいちごケーキをはじめ、3万円のプレミアムケーキなどがラインアップしている。

5台限定の「ヴィクトリア・トリュフタワー」(3万円)

京都市の指定有形文化財でもある「長楽館」。「煙草王」と呼ばれた明治時代の実業家・村井吉兵衛の別邸として1909年に建てられた京都のモダン建築のひとつで、伊藤博文や大隈重信といった明治の豪傑も訪れた格式ある場所だ。

当時の造りを残したままレストランやカフェ、ホテルなどを手がけており、専属のパティシエが作るスイーツが「甘さ控えめでやさしいうえにおいしい」と好評で、恒例のクリスマスケーキも人気を博しているという。

2023年のクリスマスケーキは3種類。ひときわ異彩を放っているのが、高さ20センチを超える「ヴィクトリア・トリュフタワー」(3万円)だ。ヴィクトリア女王が愛した「ヴィクトリアケーキ」とトリュフショコラを組み合わせたという贅沢さで、5台限定。

3段に重ねたケーキのまわりに、ベリー、オレンジ、プラリネ、紅茶、抹茶、トンカバニラといった6種類のトリュフショコラを80個以上連ね、タワーを成形したという。トリュフショコラはすべて同じ色のため、口に含むまでどのフレーバーか分からない工夫も仕掛けられている。

このほか、1番人気のいちごケーキ「生クリームデコレーションケーキ」(4号・3600円〜)、フランス・アルザス地方発祥の発酵菓子クグロフをチョコレート菓子に仕上げた長楽館オリジナルクリスマスケーキ「ノエルクグロフ ブランシュ」(3600円)がスタンバイ。この2商品は11月20日までに予約すると5%オフになるという。予約期間や受取期間は商品によって異なるため、詳細は公式サイトにて。

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