母が語るエムバペの幼少期 実はミランの大ファンだった

写真:幼少期、お気に入りのクラブがミランだったエムバぺ©Getty Images

パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペの母親であるファイザ・ラマリ女史が、幼少期のエムバペの“ミラン愛”を明かした。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

パリ・サンジェルマンは10月25日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節でミランと対戦する。そのタイミングに合わせ、ラマリ女史は次のようにエムバペの幼少期を振り返っている。

「キリアンはロッソネリ(ミランの愛称)のシャツを着ていた。トレーニングでも着ていたし、寝る時も着ていた。他の多くの子と同じようにね。レアル・マドリードやフランス代表、パリ・サンジェルマン、クリスティアーノ・ロナウドの7番がプリントされたマンチェスター・ユナイテッドのシャツも着ていた。彼はトップストライカーが好きで、フライ(元スイス代表FWアレクサンダー・フライ)のネームが入ったレンヌのユニフォームも着ていた」

「彼はアスリート一家の生まれだけど、最初からミランの応援に没頭していた。家に帰ってくるとミランのことばかり話していたし、テレビで試合を見ていてミランが負けると、リモコンをテレビに投げつけ、イタリア語で悪口を言うこともあった」

エムバペが最初に所属した地元のクラブ、ASボンディで幼少期の彼を指導していたアントニオ・リカルディ氏も、エムバペの“ミラン愛”について証言している。

「キリアンは『ミランは僕のプランの一部だ』と言っていた。残念ながら、今となっては冗談だったみたいだけどね。ミランが18回目のスクデットを獲得した時は大騒ぎだった。私はよく『お前はジダ(元ミランのGK)に似ているな』と言ったものだよ」

時を経て幼少期の憧れのクラブとCLの大舞台で対戦することになったエムバペ。果たしてどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。

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