よこすかポートマーケット改装1周年 来場者、売り上げとも大幅増

多くの来客でにぎわうよこすかポートマーケット=21日、横須賀市新港町

 三浦半島の新鮮な農水産物を販売し、地元の人気飲食店なども入居する神奈川県横須賀市の商業施設「よこすかポートマーケット」(同市新港町)が28日、リニューアルオープンから1周年を迎える。市内の観光拠点の一つとして週末を中心ににぎわい、リニューアル前より来場者数、売り上げともに大幅にアップ。施設運営者は「近隣の多くの方々に来ていただき大変ありがたい」と話している。2年目以降は団体客数の向上や新規企画でさらなる集客を目指す。

 同施設は昨年10月、従来より売り場面積を2倍に広げ開業。三浦半島の食材や食文化を扱う地元店を中心に現在14店が出店している。音楽ライブができるイベントスペースや海に面したデッキもある。

 同施設を運営し、不動産投資などを手がける「いちご」(東京都)によると、土・日曜日は5千人、平日は千人程度の来客があるという。駐車場には横浜や湘南ナンバーの車が多く、同社の石原実副社長は「近隣の個人客の来場が想定より多いことが、この1年の特徴」と振り返る。

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