札幌・モエレ沼公園、多様な森に ごみ処理場造成影響 土壌に合う苗木植樹

植樹を行うためのビニールシートを設置した「サクラの森」と、NPO法人モエレ沼公園の活用を考える会の武市毅理事

 札幌市のNPO法人「モエレ沼公園の活用を考える会」が、東区のモエレ沼公園の森づくりに取り組む。同法人によると、ごみ処理場を埋め立てて造成した影響で土壌がやせており、開園から20年近くたっても一部の樹木が細るなど生育環境が良くないためだ。土壌に合った苗木を植えることで多様な木の育つ豊かな森林を目指しており、皮切りとして29日に公園内で植樹体験イベントを開く。

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