ワッツ3桁得点実らず連勝ストップ/バスケB2

【山形ワイヴァンズ-青森ワッツ】第2クオーター、シュートを決める青森ワッツのハミルトン(5)=山形市総合スポーツセンター

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区2位の青森ワッツは第4節の25日夜、山形市総合スポーツセンターで同地区4位の山形ワイヴァンズと対戦。2019年12月28日の愛媛戦(19~20シーズン)以来となる3桁得点も実らず、相手の3点シュート攻勢の前に110-112で敗れた。ワッツの連勝は3でストップ。今季通算成績は5勝2敗で、同地区3位に後退した。

 試合は序盤から激しい点の取り合い。第1クオーター(Q)を30-31で終えたワッツは、その後もPG常田やSF・PFハミルトンのシュートなどペイントエリアから得点を重ね、60-50とリードして折り返した。

 しかし、第3Q、山形に10本の3点シュートを決められるなど39失点で逆転されると、第4QはPFモンゴメリーらのシュートで追い上げたが、あと一歩及ばず。最終盤、スチールに成功したハミルトンが残り3秒から起死回生の3点シュートを狙うもリングに嫌われた。山形はこの試合、3点シュートを36本放ち、うち21本を沈めた(成功率58.3%)。

 ワッツは今回のアウェー5連戦を3勝2敗と勝ち越した。次節は28、29日。八戸市東体育館で西地区6位の愛媛オレンジバイキングスを迎え撃つ。

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