怪我人続出のバルサにピンチ、復帰間近のペドリがクラシコ欠場へ

写真:ラ・リーガ第2節のカディス戦以降、戦線離脱を余儀なくされたペドリ ©Getty Images

10月28日に行われる今季公式戦初となるクラシコへ向け、バルセロナは複数の主力選手を欠いた状態で臨むことになりそうだ。スペインラジオ局『RAC1』が伝えている。

バルセロナはクラシコ前、最後の公式戦となる、UEFAチャンピオンズリーグ、シャフタール戦の召集メンバーからペドリ、フレンキー・デ・ヨング、ロベルト・レヴァンドフスキ、ラフィーニャ、ジュール・クンデ、そしてセルジ・ロベルトが召集外となっており、主力に多くの欠場者を抱えている。

クンデ、セルジ・ロベルトはクラシコ欠場が決定的な状況であり、ペドリはシャフタール戦からの戦線復帰が報道されていたものの、最終的にメンバー外となり、28日に行われるクラシコも欠場が濃厚となっているという。

デ・ヨング、レヴァンドフスキ、ラフィーニャに関しては、クラシコでの復帰の可能性を残しているというが、いずれも万全の状態ではなく、ケガを押しての出場は更なる長期離脱の原因になることもあるだろう。

しかし、主力選手の離脱は決してネガティブな要素ばかりではない。ラミン・ヤマル、フェルミン・ロペス、そして22日に行われたアスレティック・ビルバオ戦で、トップチームデビューからいきなり決勝ゴールを記録したマルク・ギウなど、下部組織出身の選手が出場機会を得て、着実に成長しているという明るいニュースがあることも事実だ。

いずれにしても、今回のクラシコでは多くの欠場者を抱えた状態での戦いを余儀なくされており、勝利には若手の活躍も必要不可欠だ。シャビ監督がどういったメンバーで試合に臨むのか注目が集まる。

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