●電気の力で走行、市内ぐるり
射水市の若者グループ「とやまのめ」と富山市のレンタサイクル事業者「モビリティー」は、電動自転車「Eバイク」で射水市内の観光地を巡る取り組みを始めた。あぜ道など整備されていない場所を走れるEバイクの機動性を生かし、車ではたどり着けないルートや名所からの絶景、移動中の風など、射水の魅力を五感で感じられるレンタルサイクルツアーを目指す。
モビリティーは6月からEバイクを活用した観光地巡りなどを富山市内で展開しており、とやまのめの中谷幸葉代表が協力を依頼した。オフロードを走れるEバイクを貸し出し、とやまのめの活動拠点である射水市西高木の古民家を発着点にした観光地巡りなどを計画している。
手始めとして29日に、古民家横の畑でEバイクの試乗会を開く。モビリティーの古川龍太郎代表は「自転車の利用を通して、より多くの人に射水の魅力を伝えていきたい」と述べた。