大分短大2年の梶原(かじはら)奈央さん(19)は今夏、国家公務員一般職(大卒程度)試験に合格し、来年4月から林野庁職員として働く。短大での専門的な学びと教師の助言が合格につながったという。
長崎県内の普通科高校出身。高校生の時は四年制大学の農学部を目指していたが希望通りの進路がかなわず、四年制大への編入学目的で大分短大に入学した。入学直後のオリエンテーションで公務員就職に魅力を感じ、大卒程度の試験にチャレンジすることに。選択した造園の研究室で農林業土木の面白さを知り、林道や作業道の整備に携わる林野庁で仕事をしたいと思うようになった。