昨季ドイツ・ブンデスリーガで4位となり、UEFAチャンピオンズリーグへの出場権を獲得することに成功したウニオン・ベルリン。
初めて1部に昇格したのは2019年という立場でありながら、この2年間は5位、4位とブンデスリーガ屈指の成績を残し、欧州のコンペティションを戦ってきた。
しかしながら、今シーズンはここまでブンデスリーガで2勝6敗と低迷。しかも開幕から2連勝のあとに6連敗と泥沼状態で、チャンピオンズリーグでも開幕から3連敗を喫している。
25日に行われたナポリとのホームゲームも0-1と敗れてしまい、連敗が9まで達してしまったのだが…その終了後にサポーターが選手たちに投げかけた言葉が大きな話題になっている。
それは以下のようなものだったという。
「君たちは誇り以外の何物でもない。
ナポリに負けた。枠内シュートを1本しか放つことが出来なかった相手にだ。
我々はUEFAチャンピオンズリーグを戦うという夢の中で生きているんだ」
このところ急速にファンを増やしているウニオン・ベルリン。2006年には4000人ほどだったファンクラブ会員も、今年は6万人を超えているという。
【関連記事】バイエルンが「同リーグのライバルから引き抜いた」すごい選手たち
現在では「ドイツでも最もファンクラブ会員が多いクラブ」の一つとなっているが、このようなサポーターの振る舞いも人気を支えているものなのかもしれない。