農林水産フェスで「あんコッペ」をセット販売  米粉パンに5種類のあん 東和会高田支部

5種類の米粉あんコッペと、あんを詰める宮越会長

和菓子研究団体「東和会高田支部」(宮越雅士会長)は28日に上越市西本町4の直江津屋台会館で開かれる「上越市農林水産フェスティバル」で「あんコッペ」を販売する。岡村製パン店の米粉パンに、和菓子店5店が工夫を凝らしたあんを入れ、セットで販売する。

同支部は4月の「高田本町春のパン祭り」に粒あんのあんコッペを食べ比べるセットを出品し、約15分で150セットを完売した。今回は米粉を目玉にした同フェスティバルから打診を受け、パンを米粉パンに、あんを各店が別の種類に変えて第2弾を販売する。

あんは珈琲(コーヒー)あん(大杉屋惣兵衛)、小豆粒あん(竹内泰祥堂)、小豆こしあん(紅屋)、あんバタークリーム(藤本製菓)、かぼちゃあん(土肥菓子店)。上越産米粉2割使用のミニコッペパンに挟み、5個入り税込み800円、200セット限定で販売する。宮越会長(大杉屋仲町工場長)は「和菓子屋がつくるあんと米粉パンを楽しんでもらえれば」と話した。

同フェスティバルは午前10時から午後3時(飲食・物販は同2時)まで。米粉ブースは同支部など15店舗が参加、午前10時30分と午後0時30分から、米粉と米粉レシピを先着50人に進呈する。他にもみそ汁と棚田米セットの試食や地元食材の飲食、物販などが行われる。

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