ソフトバンク株式会社は10月23日、同社子会社のBOLDLY株式会社(以下、BOLDLY)開発の「MiCa(ミカ)」日本仕様モデルが自動車登録番号標(ナンバープレート)※を取得したと発表。これにより、「MiCa」は公道で走行することが可能になる。
※ 種別:普通、用途:乗用
「MiCa」は、エストニア共和国のAuve Tech社(オーブテック)が設計・製造する自動運転レベル4対応の自動運転EVだ。両社は、2022年より協業しており、日本仕様モデルの開発を進めていた。 BOLDLYが自動運転車両のナンバープレートを取得したのは、「ARMA」に続く2車種目となる。
【世界初】BOLDLY、自動運転EV「MiCa」購入 日本に導入へ
BOLDLY株式会社(以下、BOLDLY)は、エストニア共和国のAuve Tech(オーブテック)の自動運転レベル4対応新型自動運転EV「MiCa(ミカ)」を世界で初めて購入し、日本に導入する。BOLDLYは、「MiCa」の日本での導入および早期の公道での走行に向けて、2022年からAuve...
また、BOLDLYは、自治体などと連携して、2023年度中に全国6カ所で、公道における「MiCa」の実証走行を行うという。さらに、今後、同社開発・提供の運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を利用しながら公道で実証走行を重ねて、 公共交通における「MiCa」の活用を推進。国内唯一の「MiCa」の販売代理店として、2023年度中に15台の販売を目指すとのことだ。
なお、同社は、国内をはじめ世界各国の自動運転車両の調査を続けてメーカーとの連携を強化する。そして、 各メーカーの車両を日本の保安基準に適合させるためのアドバイザーとしての役割を担っていくと述べている。
(出典:ソフトバンク Webサイトより)