「リーガでベンチに立つ姿が見られる」、ピケは元同僚ラファ・マルケスの指導者としての才能を評価

現役時代に共闘したピケとマルケス[写真:Getty Images]

バルセロナのレジェンドである元スペイン代表DFジェラール・ピケは、元同僚の指導者としての才能を高く評価している。

バルセロナのリザーブチームにあたるバルサ・アトレティック(バルセロナB)は、昨シーズンからクラブOBでメキシコ代表のレジェンドであるラファエル・マルケスが指揮官を務めている。

就任1年目はプリメーラ・ディビシオンRFEF(スペイン3部)のグループ2で4位フィニッシュし、昇格プレーオフ進出に導く見事な手腕を発揮。今シーズンはここまで4勝2分け3敗の8位とやや出遅れているが、首位とのポイント差は「4」と今後の巻き返しは十分に可能だ。

その気鋭のメキシコ人指揮官に関して、現役時代にセンターバックでコンビを組んだピケは『ESPN』のインタビューでその手腕に太鼓判を押している。

「(マルケスが次のステップに進む準備はできているか?)イエス、もちろんだ」

「ラファはその姿勢、ゲームの知識、経験によって、(バルセロナの指導など)さまざまなことに対して十二分に準備ができている」

「彼は現在、指導者としての学習過程にあり、将来的にはリーガでベンチに立つ姿が見られると確信している。それがバルサなのか、他のチームなのかは分からないが、彼は素晴らしい準備をしている」

なお、今シーズンのバルセロナではファーストチームに多くの負傷者が出ており、マルケス監督が指導しているFWラミン・ヤマルを始め、MFフェルミン・ロペス、FWマルク・ギウといった多くの若手にも出番が与えられている。

そういった若手の活躍にも注目集まる28日のエル・クラシコに向けてピケは、「バルサは良いプレーをし、良い結果を出してホームでプレーする。クラシコではあるが、彼らが本命だよ。それに、彼らはレアル・マドリーよりも優れたチームを持っている」と、クラブOBらしく古巣の勝利を確信している。

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