モンペリエの元仏代表DFサコーが指揮官と衝突で謹慎処分…口論後にタックル見舞う

指揮官と衝突報じられたサコー[写真:Getty Images]

モンペリエの元フランス代表DFママドゥ・サコー(33)が、監督との衝突によってクラブから謹慎処分を科されたようだ。フランス『レキップ』が報じている。

報道によると、サコーは今週のトレーニングセッションで、ミシェル・デル・ザカリアン監督の「泣き虫」との発言をきっかけに口論に発展。その後、同選手は指揮官の胸倉を掴んだ後、タックルのような形で転倒させる暴力行為を働いたようだ。

これを受け、クラブはすぐさま聞き取り調査を行い、25日朝にはトレーニング場を訪れたサコーに対して、一時的な謹慎処分を言い渡した模様。さらに、今後の調査と話し合いでは今シーズン終了までとなる契約を解除するという結論が下される可能性が高いようだ。

また、『レキップ』によると、24日から25日にかけての夜間に、トレーニングセンターの入り口で大規模な攻撃的な落書きメッセージが発見されたという。この落書きはサコーとその家族をターゲットに、直ちにモンペリエから立ち去るよう要求するものだったという。そして、クラブはすぐに落書きを覆い、除去したとのことだ。

フランス代表として通算29試合に出場し、過去にはパリ・サンジェルマンやリバプールでもプレーしたサコー。モンペリエにはクリスタル・パレス退団後の2021年に3年契約で加入した。

母国クラブでは加入1年目こそリーグ戦29試合に出場したが、以降は負傷やパフォーマンスの問題で控えに甘んじており、今シーズンここまではリーグ戦1試合の途中出場のみとなっている。

© 株式会社シーソーゲーム