s**t kingz、“歌唱しない”ダンスパフォーマンスグループ史上初日本武道館単独ライブ大成功!

10月25日にs**t kingzが、日本武道館にて『s**t kingz Dance Live in 日本武道館 「THE s**t」』を開催した。

同公演は、s**t kingz15周年イヤーの集大成となるライブ。これまでリリースしてきた楽曲を余すところなく披露することはもちろん、各メンバーのソロコーナー、MC、寸劇、ゲストを迎えたパフォーマンスなど盛りだくさんの内容となった。

ほぼ定刻通りにオープニング映像が流れると、メンバーがステージに登場。「FFP feat.C&K」、「On my side feat.issei」、「TRASH TALK feat.Novel Core」、「Get on the floor feat.MaL,ACHARU&DREAD MC」とキラーチューンが飛び出す。また、公演の各所に散りばめられたソロナンバーでは、shojiが「Just Like That feat.Sam is Ohm」、Oguriがバンドセッションに合わせた即興ダンス、kazukiが「未来紙 feat.のんぴー」、NOPPOが「Too much to choose feat.FiJA」を披露。

最初のMCでは、鳴り止まない拍手の中「日本武道館公演『THE s**t』にようこそ! s**t kingzです!」と挨拶をし、「今日は特別な日、今日だけのスペシャルなセットリストを持ってきました」と宣言。彼らは2023年9月から10月まで全国7都市を巡るダンスライブツアー『踊ピポ』を開催してきたが、実際にその内容とは異なる特別なセットリストで8000人の観客を沸かせた。

また、浅はかな連続ダンスドラマ=“浅ドラ”『僕らのYeah!!』から飛び出してきた“せが家”が、過去上演してきたs**t kingzの舞台公演を振り返るコーナーも大盛況。笑いと懐かしさに包まれた会場は、続けてパフォーマンスされた「Oh s**t!! feat.SKY-HI」、「WINNING feat.Serocee」、「衝動DO feat.在日ファンク」、「KID feat.LEO(ALI)」で再び熱を帯びていく。

ここでスペシャルゲストである三浦大知が登場。この日一番と言っても過言ではない大歓声の中「No End feat.三浦大知」、s**t kingzと三浦大知が振りを共作した「I’m Here」を披露。MCでは「自分のライブよりも緊張した!」と切り出し、三浦もデビューから15年目で初武道館、チケットは即日ソールドアウトだったという共通点が判明。さらに初武道館公演時にs**t kingzが出演してくれたとも話しており、2組の深い縁を示していた。

最後のMCでは、メンバー1人ずつ改めて15年分の感謝や思いを述べていく。そしてshojiが「俺の大好物、新しいお知らせだ!」と叫ぶと、モニターには「2024年夏『シッキンFes』開催決定!」という文字が浮かび、会場からは大きな歓声が巻き起こった。その盛り上がりのまま「皆さんの進む先に、僕たちs**t kingzはいます。それぞれの進む道でまた会いましょう」と観客にメッセージを送り、「I’ll be there feat.S.N.A」でライブに幕を下ろした。

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