片言の日本語話す男「ウイルス対策デ電子マネー購入シテ」 新潟市東区の50代女性が60万円だまし取られる

 パソコンのウイルス対策名目で電子マネー60万円分をだまし取られたとして、新潟市東区の50代女性が10月25日までに、新潟東署に被害を届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 新潟東署によると、10月23日に女性がパソコンでゲームをしていると、ウイルスに感染したという画面が現れた。表示された番号に電話すると、パソコンソフト会社の社員をかたる片言の日本語を話す男から、ウイルス対策として電子マネーの購入を要求された。

 女性はそれぞれ別のコンビニで4回にわたって計60万円分を購入し、カード番号をパソコンに入力するなどした。その後、インターネットで同様の手口を見つけ、詐欺だと気付いた。

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