ブレーブスがピアース・ジョンソンと2年契約 移籍後は防御率0.76

日本時間10月26日、ブレーブスは今年7月にトレードで獲得した救援右腕ピアース・ジョンソンと2年1425万ドル+球団オプション1年で契約したことを発表した。2024年と2025年の年俸はいずれも700万ドルで、2026年の契約は年俸700万ドルの球団オプション(バイアウト25万ドル)となっている。日本球界からメジャーに復帰して4年目となった今季、ロッキーズでは防御率6.00と苦戦したが、ブレーブス移籍後は防御率0.76の活躍を見せ、それを評価されて今回の2年契約につながった。

現在32歳のジョンソンは、2017年にカブスでメジャーデビューし、翌2018年はジャイアンツで37試合に登板。2019年は日本球界でプレーし、2年500万ドル+球団オプション1年でパドレスと契約してメジャー復帰を果たした。今季は1年500万ドルでロッキーズと契約し、クローザーを任された時期もあったが、43試合に登板して1勝5敗13セーブ、4ホールド、防御率6.00と不安定なパフォーマンスに終始。ところが、7月下旬のトレードでブレーブスへ移籍すると、24試合で1勝1敗、8ホールド、防御率0.76という別人のような活躍を見せた。

結局、今季は2球団合計で自己最多となる67試合に登板し、2勝6敗13セーブ、12ホールド、防御率4.02を記録。フィリーズとの地区シリーズでも3試合に登板し、合計2回2/3を無失点に抑えた。すでにブルペンの一角としてブレーブスに必要不可欠な戦力となっており、ワールドシリーズ終了後にFAとなる前に、2年1425万ドル+球団オプション1年で契約が延長されることになった。

ブレーブスは今オフ、ジョー・ヒメネスがFAとなり、コリン・マクヒュー、カービー・イェーツ、ブラッド・ハンドもオプション次第ではチームを去る可能性がある。よって、今オフのチームの補強次第ではあるものの、ジョンソンはA・J・ミンターとともに、守護神ライセル・イグレシアスにつなぐセットアッパーの役割を担う可能性もありそうだ。

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