【シニアのセカンドライフはどこに移住する?】人気移住地域ランキングでは長野県が昨年に引き続き1位を獲得!

定年退職後に充実したセカンドライフを迎えるため、地方移住を考えているシニア世代は少なくありません。

どんな移住先があるのか、本格的に移住する前にお試しで旅行してみたいものです。

今回は、そんな方に参考になりそうな「SMOUT(スマウト)」による人気移住地域ランキングをご紹介します。

「SMOUT(スマウト)」が発表した『SMOUT移住アワード2023上半期』

今回ご紹介する人気移住地域ランキングは、株式会社カヤックが運営するマッチングサービス「SMOUT(スマウト)」にて『SMOUT移住アワード2023上半期』として発表されたもの。

「SMOUT(スマウト)」・・・移住に興味のある人や地域とつながりたい人と、地域の人とをマッチングするWebサービス。

「SMOUT(スマウト)」に登録した一般ユーザー約4万8千人が2023年度上半期で興味を示したプロジェクトを元に作られており、上位にランクインした30地域が発表されました。

都道府県別の人気移住地域ランキング1位は長野県!

『SMOUT移住アワード2023上半期』にランクインした都道府県別のTOP10は下記の通り。

【都道府県別 人気移住地域ランキング】
1位:長野県
2位:鹿児島県
3位:島根県
4位:兵庫県
5位:北海道
6位:山口県
7位:香川県
8位:滋賀県
9位:和歌山県
10位:高知県
※参照元:SMOUT

昨年に引き続いて1位となった「長野県」は、プロジェクトへの「興味ある」総数が3544件。2位「鹿児島県」の「興味ある」総数1608件の2倍以上を集めています。

都道府県をさらに細かく見てみると、1位は「長野県伊那市」。2位「鹿児島県和泊町」3位「島根県海士町」4位「富山県南砺市」5位「山口県萩市」と続きます。

「長野県伊那市」は、どういった理由で選ばれたのでしょうか。

長野県伊那市のワーキングホリデーに参加し「故郷がひとつ増えた」

「長野県伊那市」で立ち上げられたプロジェクトは、決まった期間でお仕事をしながらローカルライフを体験できるワーキングホリデーや、「共助」の促進を担う集落支援員、恵まれた森林環境を活かした学びの場など。

【人気プロジェクト例】
○2-4週間!宿泊費無料!森の仕事!!働きながら地域を知る!ふるさとワーホリ!!
○週24時間!副業可!!7月から活動する集落支援員を募集します!
○森とのつながりを共につくろう/森の実践型スクール「INA VALLEY FOREST COLLEGE」4期生募集!

実際に「長野県伊那市」のワーキングホリデーに参加した方はこのように語っています(一部抜粋)。

2週間、あっという間だったなあ、、
伊那市が用意してくれたゲストハウスに滞在しながら、「みはらし農園」という農業公園でワークショップの手伝いをする仕事をして、ゆったりとした景色の中、色々な人や物(古い物、美味しい食べ物)と出会い、旅行では得られない場所との距離感や時間の流れを経験しました。
今立っている地続きの場所、ただ1歩足をを踏み出しただけで、私が求めているふるさとや、面白い経験が待っている。選択肢はひとつじゃないし、今いる場所が全てじゃないと改めて感じることができます。
来月は息子と一緒に伊那に行きます。田舎に帰るような気持ち。「ただいま」といってみようかと思います。
加藤美恵子

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