山形工高もっと知って 生徒がPR動画作り腕前競う

母校のPR動画の腕前を競ったコンテスト=山形市・山形工業高

 中学生らに学校の魅力をアピールしようと、山形工業高(山形市、高橋良治校長)の生徒たちがクラスごとにPR動画を作り、腕前を競うコンテストが20日、同校の文化祭で開かれた。

 動画作成は、土木・化学科3年長橋永真さん(17)の発案。他県の高校のPR動画をヒントにしたといい、「山形工業高は進学も就職もでき、充実した設備で、いい先生もいるので、多くの中学生に知ってもらうために全力でPRしようと考えた」と話す。

 全16クラスが、1分半程度の動画を作った。内容は国家資格が取得できる点を強調したものや、生徒のある1日を追ったものなどさまざま。ユーモアと編集技術が光る作品もあり、会場を沸かせていた。

 コンテストの入賞作は、同校のオープンスクールなどで披露する予定。

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