“名手”攻略でCL2戦連発! セルティック古橋に地元メディアも満足「美しいフィニッシュ」 一方で指摘された課題とは?

写真:CLで躍動するセルティックの古橋 ©Getty Images

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧の活躍が光っている。

現地時間10月25日に行われたCLグループステージ第3節のアトレティコ・マドリード戦で、セルティックの古橋は3トップの中央で先発出場。80分に交代でベンチへと下がるまで、精力的にプレーした。

前半開始早々の4分、いきなり古橋が魅せる。ペナルティエリア右角付近でボールを持つと、中央の味方へパス。ダイレクトリターンを受けると、スロベニア代表の“名手”ヤン・オブラクの横を抜く先制弾を決めた。

これで、古橋はCL2試合連続ゴール。試合は2-2のドローに終わってアトレティコ・マドリードから勝点3を奪うことはできなかったが、ストライカーとして出色の出来を示した。

試合後の地元メディアの評価も高い。セルティックの地元メディア『Glasgow Live』は「7点」を付け、「CLホーム戦で2試合連続のゴール。トップレベルのフォームを見つけ始めており、それはセルティックの前線に自信をもたらすはずだ」と称えた。

また、スコットランドメディア『THE NATIONAL』も、古橋に「7点」の高評価を与え、「美しいフィニッシュで早々に均衡を崩す。彼の動きは序盤に問題を引き起こしていた」と寸評を付けた。一方で「時間が経過するとともに徐々に試合から消えていった」と、課題にも触れている。

なお、アトレティコ・マドリード戦では、日本代表FW前田大然と同MF旗手怜央も先発出場。特に、2点目の起点となった前田には各メディアから高い評価が与えられた。

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