板橋 商店街のハロウィーン 仮装パレードで広がる地域交流

板橋区にある商店街では4年ぶりとなるハロウィーンのパレードが行われ、華やかな仮装に身を包んだ親子連れが地域の交流を楽しみました。

板橋区にある遊座大山商店街で実施されたパレードには、ハロウィーンならではのカボチャや、さまざまなキャラクターの衣装をまとった乳幼児の親子、約300人が参加しました。

このパレードは、季節行事を楽しみながら地域に住む親子の親睦を深めるため開かれたもので、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となりました。パレード終了後、参加した子どもたちは商店街の店舗で合言葉を唱え、お菓子をプレゼントされました。

参加者:「楽しかった、気持ちいい」「こんなに人が集まって、周りの方からもすごく手を振っていただけて、楽しいパレードになった」「衣装を作るきっかけになったし、皆さんとの交流が増えたし、ママ友もできる」

商店街代表理事:「問題になっていることもいろいろとあるんですけど、これが本来のハロウィーンの子どもたちにお菓子を配るのがハロウィーンの一番の(魅力)だと思っている」

一方で、ハロウィーンを巡ってはトラブルを防ぐため、渋谷区など繁華街で対策が進められています。こうした中、繁華街におけるハロウィーンへの意識調査が行われました。

20代から50代の男女761人を対象に行った調査の結果では、「渋谷や六本木など屋外や街中でのハロウィーンに参加したいか」との問いに対し、「全く思わない」が67%、「あまり思わない」が22%と消極的な回答が大半を占め、「すごく思う」「少し思う」と回答した人はあわせて11%と約1割に留まりました。参加したくないとする理由としては、「人が多いから」「行くのが面倒だから」「怖い印象があるから」といった回答が上位となっています。

また、会社におけるハロウィーンの取り入れについては、反対が多くを占めるものの、「社内のコミュニケーション活性化」や「社内の一体感が生まれる」という理由から、賛成する人が3割以上となっています。街中には出ず、コミュニケーションツールとしてハロウィーンを活用することには賛成している人が多数いるという結果が見えました。それぞれが節度を守り、トラブルのないハロウィーンになればと思います。

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