東証大幅反落、終値668円安 日米の長期金利上昇が重し

東京証券取引所

 26日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。終値は前日比668円14銭安の3万0601円78銭で、今月4日以来約3週間ぶりの安値を付けた。下落は3日ぶり。日米の長期金利の上昇が重しとなり、幅広い銘柄が売られた。

 東証株価指数(TOPIX)は30.15ポイント安の2224.25。出来高は約13億3100万株だった。

 前日の米国市場で金利高を材料にハイテク株が売られた流れを受け、半導体製造に関連する銘柄の下落が目立った。

 アジアの主要株価指数が総じて下落したことも投資家心理を冷やし、午後は一段安となった。下げ幅は取引終了前に一時700円を超えた。

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