リヴァプールのMFカーティス・ジョーンズが「壁にぶつかっていた」ことを告白

写真:ジョーンズはクロップ監督と出会い大きく成長した

リヴァプールに所属するMFカーティス・ジョーンズが、トップチームに入って間もなく「壁にぶつかっていた」ことを告白した。イギリス『ミラー』が報じている。

22歳のジョーンズは、今季多くの新戦力が加入したにもかかわらず、生まれ故郷のクラブでトップチームのレギュラーとなるまで成長した。しかし、2019年にユルゲン・クロップ監督の構想に加わって以来、その道は順風満帆ではなかった。

トップチームではそれまで以上に多くのことを求められ、順応や成熟を余儀なくされたという。

「アカデミーの頃は常にトントン拍子だった。トップチームに入ってからは壁にぶつかったような気がして、簡単に次のステップに進めなかった。だから、自分のプレーを見直し、どこが改善点なのかを見極めることが必要だった」

「それまでの僕は、ただドリブルをして、ゴールを決めたいとだけ考えていた。でも、その時に『ああ、監督やスタッフが求めていることはもっとあるんだ 』と気づいたんだ。僕は、積極的にプレスをかけようとか、走って貢献しようと考えるようなタイプじゃなかったから、そこを見直した。まだ学ぶことがあるけど、少しずつできるようになってきたよ」

クロップ監督は、この若手スターと腹を割って話をした際、彼の持つポテンシャルを発揮する必要があると告げていた。昨年、クロップはこう語っていた。

「先週、彼と長い時間、話をした。私はカーティスを愛しているし、彼が持っているポテンシャルを愛しているからね。しかし、私たちは次のステップを踏み出し、彼が持つポテンシャルをピッチ上で発揮できるようにしなければならない」

「現状に100パーセント満足していない時には、このような会話をするものだ」

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