電力インフラ攻撃の報復警告 ゼレンスキー氏

ウクライナ東部バフムト周辺で、対戦車ロケット弾を発射するウクライナ兵=25日(ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、ロシアが冬場に電力インフラを攻撃した場合「今年は守るだけではなく対抗する」と述べ、報復攻撃を警告した。昨冬は電力インフラが集中攻撃を受けたものの反撃には至っていなかった。

 ウクライナの地元メディアは26日、ロシア軍が過去24時間に、航空機や無人機でヘルソン州を攻撃し、子どもを含む2人が死亡したと報じた。国防省情報総局は同日、ロシア軍の重要拠点ザポロジエ州ベルジャンスクで23日、ロシア連邦保安局(FSB)の幹部4人が乗った車が爆破されたと表明。ロシアの支配に抵抗するパルチザンが実行したという。

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