「運転手はぼうぜんとしていた」下校中の小学生に軽乗用車 3人はねられ1人が意識不明 75歳の男「間違いない」と容疑認める=浜松市

浜松市南区の市道で10月26日午後、軽乗用車が下校中の小学生3人に突っ込む事故があり、1人が意識不明の重体です。警察は運転していた75歳の男を現行犯逮捕しました。

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<伊部桜輔カメラマン>
「事故に関係あると思われる車がレッカー車に乗せられています。車の前の部分が割れていて、フロントガラスにもひびが確認できます」

10月26日午後2時半ごろ、浜松市南区若林町の市道で「乗用車と人の事故で小学生が3人倒れて泣いている。腕を痛がっている」などと近くに住む人から消防や警察に通報がありました。

警察などによりますと小学2年生の3人がはねられ、男の子1人が意識不明の重体です。ほかの男の子と女の子も手の骨を折るなどのけがをして、病院に運ばれています。

<近くに住む人>
「(この道路は狭くて)横によけないと危ないなと思います」
「(運転手は)ぼうぜんとしていました。何していいか分からないというか」

警察は、軽乗用車を運転していた近くに住む無職の男(75)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

男は「間違いない」と容疑を認めているということで、警察は事故の状況について調べを進めています。

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