ファーウェイ、ユネスコとの協力による「Technology-enabled Open Schools for All」プロジェクトの成果を紹介

【カイロ2023年10月26日PR Newswire】UNESCO-Huawei International Forum on Digital Platforms and Competencies for Teachers(教師のためのデジタルプラットフォームとコンピテンシーに関するユネスコ・ファーウェイ国際フォーラム)で25日、エジプト教育省はNational Distance Learning Centre for the Continuous Professional Development of Educators(教育者の継続的専門能力開発のための国立通信教育センター)を正式に立ち上げました。

この学習センターは、2020年から2023年までエジプト、ガーナ、エチオピアで実施されている、UNESCO-Huawei Technology-enabled Open Schools for All (テクノロジーを活用したすべての人のためのオープンスクール)プロジェクトの一環として開発されました。

October 25, 2023, at the UNESCO-Huawei International Forum on Digital Platforms and Competencies for Teachers, Egypt’s Ministry of Education officially launched the National Distance Learning Centre for the Continuous Professional Development of Educators.

リダ・ヘガジ(Reda Hegazy)教育・技術教育相(博士)は講演の冒頭で、フォーラムに参加できたことの喜びを表明し、支援とOpen Schoolsプロジェクトのパートナーとしてエジプトを選んだユネスコとファーウェイ(Huawei)に感謝の意を表しました。

ヘガジ氏はまた、Professional Academy for Teachersとカイロのユネスコ事務所と協力したOpen Schoolsプロジェクトの成果を称賛し、「Open Schoolsプログラムは、エジプトの教育セクターにおいて、能力開発、教師向けの充実したトレーニング・コースの準備、さまざまなデジタルプラットフォーム、エジプトの教育者のスキル向上のためのNational Center for Distance Education(遠隔教育ナショナルセンター)の設立など、顕著な成果を上げてきました」と述べました。

Technology-enabled Open Schools for AllTeOSS

学習センターの立ち上げと並行して、フォーラムではTeOSSプロジェクトに関連したベストプラクティスが検討されました。エジプト、エチオピア、ガーナの教育省とのパートナーシップで実施されているUNESCO-Huawei TeOSSプロジェクトは、アフリカ3カ国でデジタル教育プラットフォームの試験運用とテストを行っています。また、アフリカの他の国々にTeOSSを拡大することを視野に入れ、教師と生徒のためのデジタルスキルのトレーニング、デジタル教育のための政策枠組みの開発、プロジェクトの有効性の評価も行っています。

たとえばエジプトでは、プロジェクトを通じて300人の教師がデジタルスキルの訓練を受け、新しい学習センターは、十分な教育を受けていない地域の幼稚園から高校までの教育者95万人を対象に、遠隔学習とデジタルリテラシーの能力を高めることになります。

ユネスコのFuture of Learning and Innovation TeamのSobhi Tawil部長は講演で、このフォーラムの出席者を歓迎し、エジプト教育省との協力と、将来の展望をサポートする同省の役割を賞賛しました。

Tawil氏は今回のフォーラムは、2020年以降、オープンスクールを実現し、デジタル学習能力を高めるというファーウェイのプロジェクトの一環として開催されるものであり、エジプト、エチオピア、ガーナにおいて、教育の質を高め、教育へのアクセスと継続性を確保することに貢献してきたし、エジプトはデジタル学習イニシアチブを最初に実施した国のひとつであると付言し、エジプトにおける遠隔教育ナショナルセンターの開設はデジタル変革における大きな一歩であると指摘しました。

TeOSSプロジェクトは、オンラインとオフラインの学習を融合させ、教育の成果を最大化するとともに、平常時と危機的状況の両方において学習の継続性を確保するように設計されています。例えば、ユニセフによると、2022年1月の時点で、6億1600万人以上の生徒がCOVID-19のパンデミックによる全面的または部分的な休校の影響を受けています。

国家レベルでデジタル教育能力を構築することは、不測の事態が発生した場合の学習への混乱を緩和するのに役立ちます。

ファーウェイは、長期的なデジタルインクルージョンおよび持続可能性イニシアチブ「TECH4ALL」の一環として、このプロジェクトに参加しています。TECH4ALLの教育分野では、国連の持続可能な開発目標4「包摂的で公平な質の高い教育を確保し、すべての人の生涯学習の機会を促進する」の達成に役立つ技術主導型ソリューションの開発に取り組んでいます。

ファーウェイのTECH4ALLデジタルインクルージョンプログラムオフィスのJoyce Liuディレクターは「教育はすべての人にとって重要です。私たちの戦略は、エジプトの課題に取り組むために、教育者のデジタルスキルを向上させることです。より包括的で持続可能なデジタルワールドを構築するために、共に働きましょう」と述べました。

学習センターとTeOSSプロジェクトの立ち上げと並行し、2日間のフォーラムでは、デジタルプラットフォームと教育者の能力の構築、国際的なリソースの共有、デジタル教育における協力の拡大のためのベストプラクティスが検討されました。フォーラムには、エジプト、エチオピア、ガーナの政府閣僚と上級代表、ユネスコとファーウェイの代表、TeOSSパートナー、国際的専門家が参加しました。

TECH4ALLについて

TECH4ALLは、ファーウェイの長期的なデジタルインクルージョンのイニシアチブであり、行動計画です。革新的なテクノロジーとパートナーシップによって実現するTECH4ALLは、デジタル世界におけるインクルージョンと持続可能性の促進を支援することを目的としています。

詳細な情報はHuawei TECH4ALLのウェブサイト(https://www.huawei.com/en/tech4all )をご覧ください。

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