インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、パリ・オリンピック参戦を希望しているようだ。『ESPN』が伝えている。
現在、36歳とキャリア晩年を過ごすメッシだが、新天地アメリカでは改めて健在ぶりを発揮。引き続きプレーを継続するアルゼンチン代表でも好調を維持している。
そのメッシは、来年6月20日から7月14日までアメリカで開催予定のコパ・アメリカ2024出場への意欲を示しているが、さらに同大会直後に行われるパリ五輪への出場を希望しているようだ。
現在、U-20アルゼンチン代表を率い、メッシとはバルセロナ、アルビセレステで共闘してきたハビエル・マスチェラーノ監督は、アルゼンチン『EFE』で旧知の友人がパリ五輪参戦に意欲を示していることを明かした。
「それについて聞かれたことがあるが、もちろん、レオには代表チームで彼が望むことをするための扉は開かれている」
「彼とはとても仲が良く、ぜひそうなりたいと思っている。現実的には、まず出場資格を得る必要があるがね」
なお、マスチェラーノ監督のチームは、パリ五輪出場に向けて2024年1月20日から2月11日までベネズエラで予定されている南米予選を突破する必要がある。
また、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、2008年の北京五輪ですでに金メダルを獲得しているフットボール界のレジェンドの再出場を夢見ている。
「メッシがそこ(パリ)にいたら素晴らしいだろう。オリンピックはキリアン・ムバッペのような多くのスターの野望だ」
「リオネル・メッシにとって、それは再び歴史を刻む機会を意味するだろう。彼はワールドカップに加え、オリンピックで2つの金メダルを獲得した史上唯一のプレーヤーになる可能性がある」
「私は(マスチェラーノ)監督の決定に介入したくないが、メッシにとっては素晴らしいチャンスになるだろう」
「もし彼がプレーすれば、アルゼンチンが金メダルを獲得する可能性はさらに高まる。それはフットボールやオリンピックにとっても素晴らしいことであり、我々は成功を収めるつもりだ」