市バス急ブレーキで乗客負傷 飛び出してきた自転車との接触避けようと 名古屋・中川区

26日、名古屋市中川区で市バスが自転車との接触を避けようと急ブレーキをかけ、乗客が手すりに顔を打ちけがをしました。

警察と名古屋市交通局によりますと、26日午後5時前、中川区春田の市道を市バスが直進していたところ、対向車線で信号待ちをしていた車列の間から自転車が飛び出してきました。

バスは急ブレーキをかけましたが自転車に接触。自転車に乗っていた人はそのまま立ち去りましたが、急ブレーキのはずみでバスの後方に座っていた乗客の女性(52)が手すりに顔を打ち、額を切る軽いけがをしました。

交通局は「見通しが悪い場合は飛び出しを予測して安全な速度で走行するよう周知していく」とコメントしています。

© CBCテレビ