【マレーシア】キャピタルA、7~9月旅客数は49%増[運輸]

マレーシアの格安航空会社(LCC)大手キャピタルA(旧エアアジア・グループ)は25日、2023年第3四半期(7~9月)の旅客数が前年同期比49%増の1,470万5,446人だったと発表した。新型コロナウイルスの感染収束に伴い、国際線の需要が順調に回復していることが大幅な増加に寄与した。

国別に見ると、マレーシアが同39%増の673万4,950人、インドネシアが66%増の177万4,083人、フィリピンが35%増の164万1,107人、タイが65%増の455万5,306人。供給座席数は44%増の1,648万7,059席だった。

有償座席利用率(ロードファクター)は89%で、前年同期から3ポイント上昇した。国別では、フィリピンが92%、タイが90%、インドネシアが89%、マレーシアが88%だった。

乗客輸送力を表す有効座席キロメートル(ASK)は75%増の199億7,300万キロメートル、乗客数に輸送距離を掛けた有償旅客キロ(RPK)は79%増の175億5,000万キロだった。保有機材は前年同期と同じ211機。うち9月末時点で稼働していた機材は152機で、前年同期から49機増加した。

© 株式会社NNA