ヨーロッパリーグ(EL)グループB第3節のブライトン＆ボーヴ・アルビオンvsアヤックスが26日に行われ、2-0でブライトンが勝利した。ブライトンの三笘薫はフル出場している。
公式戦5試合未勝利でグループ最下位のブライトンは、惜敗した直近のマンチェスター・シティ戦から先発を4人変更。ウェルベックやマーチらに代えてファティやギルモアらを起用。2トップにファティとジョアン・ペドロを据えた[4-4-2]で試合に臨んだ。
一方、リーグ戦で降格圏の17位に沈むなど大不振に陥っているグループ3位のアヤックス。23日にマウリス・ステイン監督を解任し、コーチのヘドヴィヘス・マドゥーロ氏が暫定監督を務めるこの試合では、ベルフワインやブロビー、ベルフハイスらを先発で起用した。
三笘が左MFで先発出場したブライトンは、立ち上がりからボールを握っていく。20分にはボックス左まで上がった左サイドバックのミルナーがボルジェスのクリアミスを拾いシュート。しかし、これは相手GKにキャッチされた。
徐々に攻勢を強めるブライトンは、27分に左CKをファーサイドのダンクが頭で折り返すと、最後はアディングラがワンバウンドしたボールを合わせたが、これは枠の上。さらに36分には、三笘のスルーパスでボックス右に抜け出したジョアン・ペドロがチャンスを迎えたが、シュートはGKラマイのセーブに阻まれた。
ハーフタイムにかけてもブライトンが押し込む時間を続けると42分、ダンクの鋭い縦パスをボックス左で受けた三笘がカットインからシュート。これは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をジョアン・ペドロがゴールに押し込んだ。
迎えた後半も主導権を握るブライトンは53分、ドリブルでバイタルエリアに侵入したアディングラのラストパスをボックス中央で収めたファティがゴール左隅にシュートを流し込んだ。
2点を追う展開となったアヤックスは56分、ボックス右でパスを受けたベルフハイスがカットインからゴールに迫ったが、シュートは右ポストに弾かれた。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。EL3戦目にして白星を挙げたブライトンが、クラブ史上初の欧州コンペティションでの勝利を飾った。
