菅原フル出場のAZがホームでアストン・ビラに完敗… フランクフルトはヘルシンキに6発圧勝【ECL】

[写真:Getty Images]

カンファレンスリーグ(ECL)グループステージ第3節が26日に欧州各地で行われた。

創設3年目を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションにはAZのDF菅原由勢やフランクフルトのMF長谷部誠、クラブ・ブルージュのMF本間至恩、ヘントのDF渡辺剛、ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎、ヘルシンキのMF田中亜土夢ら日本人6選手が参戦。

菅原が先発出場したAZは、ホームでアストン・ビラと対戦し1-4で敗戦した。立ち上がりから一進一退の展開が続く中、AZは13分に失点する。菅原が自陣ボックス付近でで横パスをカットされると、細かなパス回しに翻弄され、最後はボックス内でボールを収めた31にネットを揺らされた。

さらにAZは23分にも、自陣でのパスミスからショートカウンターを受けるとマッギンのラストパスをボックス内で受けたティーレマンスにシュートを流し込まれた。

2点を追う展開となったAZは32分、最終ラインからのロングフィードを左サイドのマイナンスが頭で繋ぐと、このボールでDFの裏に抜け出したファン・ブレデローデの左クロスをパヴリディスがゴールに流し込んだが、これはファン・ブレデローデのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。

2点のビハインドで後半を迎えたAZは、51分にスルーパスで抜け出したベイリーに決定機を許すと、GKライアンが弾いたこぼれ球をワトキンスに押し込まれた。さらに56分には右サイドを抜け出したベイリーの折り返しをマッギンに流し込まれた。

その後、65分にイブラヒム・サディクのゴールで1点を返したAZだったが、反撃はここまで。ホームで大敗を喫したAZはグループ最下位に沈んでいる。

そのほか、長谷部の所属するフランクフルトはホームで田中の所属するヘルシンキと対戦し6-0でフランクフルトが圧勝。また、本間のクラブ・ブルージュはアウェイでルガーノと対戦し3-1で勝利、渡辺のヘントはホームでブレイザブリクと対戦し5-0で勝利、金子のディナモ・ザグレブはホームでビクトリア・プルゼニと対戦し0-1で敗戦した。

◆グループA
リール 2-1 スロヴァン・ブラチスラヴァ
KIクラクスヴィーク3-0 オリンピア・リュブリャナ

◆グループB
ヘント 5-0 ブレイザブリク

◆グループC
バルカニ 1-2 アスタナ
ディナモ・ザグレブ 0-1 ビクトリア・プルゼニ

◆グループD
ルガーノ 1-3 クラブ・ブルージュ
ボデ/グリムト 3-1 ベシクタシュ

◆グループE
AZ 1-4 アストン・ビラ
ズリニスキ・モスタル 1-2 レギア・ワルシャワ

◆グループF
ヘンク 0-0 フェレンツヴァーロシュ
フィオレンティーナ 6-0 チュカリチュキ

◆グループG
フランクフルト 6-0 ヘルシンキ
アバディーン 2-3 PAOK

◆グループH
フェネルバフチェ 3-1 ルドゴレツ
スパルタク・トルナヴァ 0-2 ノアシェラン

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