ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節が26日にヨーロッパ各地で行われた。
グループステージ前半戦を締めくくる今節では幾つかの強豪が取りこぼす波乱があったが、リバプール、ローマ、レバークーゼンの優勝候補3クラブがいずれも3連勝を達成した。
リバプールはホームでのトゥールーズ戦を遠藤航の加入後初ゴールなど5人がゴールスコアラーとなり5-1の完勝。ローマはスラビア・プラハとの連勝対決に2-0の快勝。チーム2点目を奪ったルカクは、ELでの連続ゴール記録を14試合に更新した。
一方、ブンデスリーガでも首位に立つレバークーゼンはカラバフに1度は追いつかれたが、至宝ヴィルツが1ゴール3アシストの圧巻の活躍などで終わってみれば、5-1の圧勝となった。
その他ではベティスやフライブルク、スタッド・レンヌといった5大リーグのクラブが順当に勝利を収めた一方、昨季カンファレンスリーグ王者のウェストハムはオリンピアコスに1-2で敗れ、ヨーロッパでの無敗記録が「17」でストップした。
最激戦区のグループBでは三笘薫を擁するブライトンが指揮官解任のアヤックスに勝利し、待望のEL初勝利を挙げると共に勝ち点4で3位に浮上。マルセイユvsAEKアテネの一戦は、後半に守護神が退場したギリシャ王者を退けたマルセイユが3-1の勝利を収め、勝ち点5で首位に浮上している。
なお、グループFのビジャレアルvsマッカビ・ハイファは、イスラエル・ハマス紛争が続くなか、イスラエルのマッカビ・ハイファの現状を考慮し、12月6日に延期されている。
■ELグループステージ第3節 結果
◆グループA
オリンピアコス 2-1 ウェストハム
TSC 1-3 フライブルク
◆グループB
マルセイユ 3-1 AEKアテネ
ブライトン 2-0 アヤックス
◆グループC
スパルタ・プラハ 0-0 レンジャーズ
アリス・リマソール 0-1 ベティス
◆グループD
シュトゥルム・グラーツ 2-2 アタランタ
チェンストホヴァ 1-1 スポルティングCP
◆グループE
サン=ジロワーズ 2-1 LASK
リバプール 5-1 トゥールーズ
◆グループF
パナシナイコス 1-2 スタッド・レンヌ
12/6
ビジャレアル vs マッカビ・ハイファ
◆グループG
ローマ 2-0 スラビア・プラハ
シェリフ 1-1 セルヴェット
◆グループH
モルデ 5-1 BKヘッケン
レバークーゼン 5-1 カラバフ