《猛毒》食べたら死ぬ、煮ても焼いても駄目。スベスベマンジュウガニの恐怖。

ツルンとしたフォルムで『スベスベマンジュウガニ』と可愛らしい名前とは裏腹にとても強力な毒を持っている猛毒ガニ。知らずに食べてしまうと命を落とす可能性もあり大変危険だ。

●文:ルアマガプラス編集部

スベスベマンジュウガニ

スベスベマンジュウガニ(出典:wikipedia)

日本では千葉県から沖縄にかけて太平洋岸のサンゴ礁や水深100mまで生息している。動きはのっそりと素早く逃げたりしないので、磯などで遊んでいると目につる機会が多い。大きさは5cmほどで子供でも捕まえられるサイズ感。

― 可愛い名前に騙されないで、この子は猛毒なの。

『スベスベマンジュウガニ』という可愛い名前だが、猛毒ガニだ。テトロドトキシンなどのフグ毒を始め、生息地によっては貝毒を持っている個体もいる。なかにはフグ毒、貝毒を併せ持つハイブリット個体も存在する。

毒の由来は『スベスベマンジュウガニ』が生活環境によるエサの違いだと思われる。体内での合成や共生微生物の存在については、いまだにわかっていないミステリアスな毒ガニ。

釣り場で見かけても観察するだけにとどめ、持ち帰ったりしないようにしよう。

すごい毒の生きもの図鑑 わけあって、毒ありです。 (単行本)


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