先日UEFAチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーと対戦し、2-2と引き分けたセルティック。
この試合は開始直後に古橋亨梧が先制点を奪い、さらに前田大然がアシストするなど、日本でも注目を集めた。
ただ、『Daily Mail』などの報道によればその一方で政治的な問題も起こっていたという。
セルティックのサポーターグループの一つである「Green Brigade」は、10月7日に行われたキルマーノック戦でパレスチナの旗を掲げ、物議を醸した。
そして先週末のハーツ戦ではGreen Brigadeのメンバーにチケットを発行しないことを決め、アトレティコ・マドリー戦でもGreen Brigadeの入場を禁止した。
ところが、Green Brigadeのメンバーはスタジアムの外でパレスチナ旗を配布し、その他のサポーターがスタンドでそれを掲げていたのだ。
セルティックは、サポーターが2014年のKRレイキャビク戦でパレスチナ旗を掲げたために1万6000ポンド(およそ300万円)の罰金を受けている。
しかしそれから2年後にイスラエルのハポエル・ベエル・シェヴァと戦った際に再びパレスチナ旗を使い、8600ポンド(およそ200万円)の罰金を言い渡された。
そしてさらに今回の問題によって3度目の懲戒処分を受ける可能性は高いと考えられている。
UEFAはサッカーイベントにおける政治的、宗教的で攻撃的な意思表示を禁じており、パレスチナの旗はこれに抵触するものとされている。