在来種のソバ「来迎寺在来」の出来を確かめる 大石田で試食会、あす28日から新そばまつり

新そばの味を確かめる関係者=大石田町クロスカルチャープラザ

 大石田町の新そばまつりが28、29の両日に開かれるのを前に、主催する町そばの里推進協議会は26日、まつり会場のクロスカルチャープラザで試食会を開き、在来種のソバ「来迎寺在来」の出来を確かめた。

 ソバは今夏の猛暑の影響で、収量は昨年(180トン)の3分の2程度に落ち込む見込みだが、香り高く仕上がっているという。前売り券(各日700枚)は完売し、当日券(1700円・2杯分)の販売がある。大石田そば街道振興会加盟15店舗では28日から順次、新そばを提供する。

 この日は、同協議会メンバーや町関係者らが味を確認した。打ちたてのそばをすすり「香り、歯触りともに申し分ない」と評価は上々。「そばつゆがなくても楽しめる」と素材の良さに太鼓判を押した。

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