石油ストーブなどの使い方に注意を呼びかけ

寒さが本格化する11月から石油ストーブなどの事故が多発するため、NITE=製品評価技術基盤機構が使うときの注意を呼びかけています。

NITEによりますと、石油ストーブや石油ファンヒーターの事故は、去年までの5年間で269件発生しています。中でも、寒さが厳しさを増す11月から、事故の件数が急増。注意を呼びかけています。

事故の理由として、給油口のふたの閉め忘れやガソリンを誤って給油したことで火が出るなど、間違った使用方法が約半数を占めています。また、注意が必要なのが高齢者による事故で、70歳以上が半数近い約130件にのぼり、年齢が上がるにつれ多くなる傾向になっています。

NITEは、機器の使用前にほこりが溜まっていないか確認し、こまめな掃除や新しい灯油を給油するなど、注意を呼びかけています。

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