2023年U23世界選手権第4日は10月26日、アルバニア・ティラナで女子5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、50kg級の伊藤海（早大）と55kg級の今井佑海（自衛隊）が優勝、59kg級の永本聖奈（アイシン）は2位に終わった。3位決定戦に回った76kg級の山本和佳（至学館大）は敗れて5位。
伊藤は対戦相手のアウドレイ・ヒメネス（米国）が負傷棄権し、闘わずに昨年のU20世界選手権に続く優勝を飾った。2017年にはカデット（現U17）の世界選手権も制しており、3世代での優勝を達成した。
▲カデット（現U17）、U20に続く世界一に輝いた伊藤海＝UWWサイトより
今井は、今年のシニア世界選手権代表のネハ・シャルマ（UWW＝インド）を相手に4－2で勝利。昨年のシニア・アジア選手権に続いての優勝で、国際大会を8大会連続で制した。
永本は今年のU23欧州チャンピオンのソロミイア・ビニュク（ウクライナ）に1－1のスコアながら敗れ、2019年2月の「クリッパン女子国際大会」（スウェーデン）以来の国際大会の金メダルを逃した。
山本は敗者復活戦でAIN（ロシア）選手を破ったものの、3位決定戦で2021年U23世界選手権72kg級優勝のアナスタシア・アルピエワ（ウクライナ）に敗れ、メダルを逃した。
各選手の成績は下記の通り。68kg級は派遣していない。
▲国際大会を8大会連続優勝となった今井佑海＝UWWサイトより
女子
【50kg級】伊藤海（早大） 優勝＝20選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○［不戦勝＝負傷］Audrey Rae JIMENEZ（米国）
《以下、前日に実施》
準決勝 ○［テクニカルスペリオリティ、0:54=10-0］Emma Solange Irène LUTTENAUER（フランス）
準々決勝 ○［テクニカルスペリオリティ、2:06=13-2］Aida KERYMOVA（ウクライナ）
２回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、1:54=10-0］Szimonetta Timea SZEKER（ハンガリー）
１回戦 ＢＹＥ
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【55kg級】今井佑海（自衛隊） 優勝＝16選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○［4-2］Neha SHARMA（UWW＝インド）
《以下、前日に実施》
準決勝 ○［テクニカルスペリオリティ、4:17=13-2］Mariia VYNNYK（ウクライナ）
準々決勝 ○［10-4］Andreea Beatrice ANA（ルーマニア）
１回戦 ○［フォール、1:43=4-0］Aruuke KADYRBEK KYZY（キルギス）
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【59kg級】永本聖奈（アイシン） 2位＝16選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●［1-1］Solomiia VYNNYK（ウクライナ）
《以下、前日に実施》
準決勝 ○［5-2］Anastasiia SIDELNIKOVA（AIN＝ロシア）
準々決勝 ○［テクニカルスペリオリティ、4:30=10-0］Ramina MAMEDOVA（ラトビア）
１回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、2:37=12-2］Nadzeya BULANAYA（AIN＝ベラルーシ）
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【76kg級】山本和佳（至学館大） 5位＝12選手出場《トーナメント表》
３決戦 ●［フォール、5:25=2-4］Anastasiya ALPYEYEVA（ウクライナ）
敗復戦 ○［10-8］Rita TALISMANOVA（AIN＝ロシア）
《以下、前日に実施》
１回戦 ●［1-9］Reetika REETIKA（UWW＝インド）
