10月27日午前、運転予定だった東海道新幹線の車両の中に虫がいるのを運転士が発見。
急きょその車両の使用を取りやめて別の車両を使用し、列車は14分遅れて発車しました。
JR東海によりますと、27日午前6時51分頃、名古屋市中村区の名古屋車両所で、運転士が「こだま702号」(名古屋駅午前7時38分発 東京駅午前10時18分着)で運転予定だった車両の準備をしていたところ、車内に1匹の虫を発見しました。
虫はハチのように見えたため、乗客に危害が及ぶ可能性があると判断。
JR東海は当該車両の使用を取りやめ、別の車両を用意したということです。
この影響により、「こだま702号」は名古屋駅を14分遅れて発車しました。
この列車の乗客は約690人でした。
その後虫は、別の社員により捕まえられました。体長35ミリほどの、蛾のような虫だったということです。
JR東海は「お客さまに危害が及ぶ可能性があり、快適な旅行を提供できない可能性があった。適切な判断だった」と話しています。