レジャー白書2023、余暇人口は3年ぶりに「国内観光旅行」が首位

日本生産性本部は10月26日、国民の余暇への意識や活動、余暇市場などをまとめた「レジャー白書2023」を発表した。1977年から毎年発表している。

コロナ禍の沈静化を受け、余暇市場は前年比12・7%増の62兆8230億円となり、2029年比で86・9%まで回復した。

分野別では観光・行楽部門が前年比31・0%増と大幅に伸びた。余暇活動の参加人口で見ても、「国内観光旅行」が2019年以来3年ぶりに首位に返り咲いた。前年より850万人多い4080万人が参加した。前年は6位だった。

2位は「動画鑑賞」、3位は「読書」だった。

日本生産性本部では余暇活動の状況について、個別の意識や参加実態に関するアンケート調査および各業界の市場分析を検証して取りまとめた「レジャー白書2023」を10 月31 日に発行する。

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