国内最大の自動車見本市『JAPAN MOBILITY SHOW 2023』が25日、東京ビッグサイトにて開幕（一般公開は28日から）。4年ぶりの開催となった本イベントは“乗りたい未来を、探しにいこう！”をキャッチフレーズに、従来の『東京モーターショー』をリニューアルし、自動車に限らず、次世代モビリティや関連技術・サービスも多く展示される。
参加社数は475社で、前回開催の192社を大きく上回る過去最高を記録。自動車業界の枠を超え、さまざまなモビリティ産業やスタートアップ、来場者も一体となり、日本の未来をともに創造していく場へと大きく変貌を遂げた。
そのなかで、今回はいすゞ自動車の展示をピックアップ。カーボンニュートラル社会の実現に向けて、同社初となるバッテリーEV（BEV）のフルフラット路線バス『ERGA EV』が世界初公開。
特筆すべき点は、BEVのためエンジン等が不要になることで、車内の段差をなくしフロアをフルフラット化。すべての座席に段差なくアクセスできる座席配置で完全バリアフリー化を実現した。
さらに、スムーズな加減速と低振動・低騒音により、乗客の安全性と快適性も向上。環境面への貢献にとどまらない、未来の公共交通を体現する車両として、2024年度中の発売が計画されている。
そのほか、ジャパンモビリティショーでは『Tokyo Future Tour』と題したモビリティの未来を体験できるショーや、LDHアーティストによるスペシャルライブ、吉本お笑いステージなど、エンタメ性の高いイベントが多数予定されている。
JAPAN MOBILITY SHOW 2023 開催概要
【一般公開日】10月28日（土）〜11月5日（日）
【会場】東京ビッグサイト
