【ルイストン共同】18人が死亡した米東部メーン州ルイストンの銃乱射事件で、警察は27日、逃走している容疑者の男の捜索を続けた。容疑者は武装しているとみられ、安全のため近隣の学校は臨時休校し、ほとんどの商業施設も休業。静まり返った町の住民は「早く捕まってほしい」と不安を募らせた。
警察のSWATやFBIの捜査員らも動員し、ヘリコプターや船も利用して、殺人容疑で逮捕状を取った陸軍予備役兵のロバート・カード容疑者(40)を追った。26日、容疑者の家族が所有する同州の民家の捜索では、潜伏している可能性もあったため拡声器で投降を呼びかけるなど、一時物々しい雰囲気になった。