規則改め夏休み延長可能に 佐呂間町、校長が自由に指定

 北海道佐呂間町が、猛暑対策で町立小中学校の夏休みを延長できるよう規則を改正したことが27日、町教育委員会への取材で分かった。26日付。これまで25日以内だったが、43日まで伸ばすことができるようになった。道によると、今夏の猛暑を受けて休みの日数延長を決めた自治体は道内で初めてという。

 町教委によると、従来は夏休みを25日以内としていたが、7月20日から8月末(43日間)の範囲で、学校長が自由に指定できるようになった。

 道内では今年、各地で厳しい暑さが続き、臨時休校や下校時間の繰り上げが相次いだ。気象庁によると、同町でも8月23日に観測史上3番目に高い35.5度を記録した。

© 一般社団法人共同通信社