千葉県内での２０２３年１月から９月末までの電話ｄｅ詐欺による被害総額は約２２億３２００万円にのぼり、過去５年で最悪のペースとなっています。
千葉県警によりますと、２０２３年１月から９月末までの県内の電話ｄｅ詐欺による被害総額は約２２億３２００万円にのぼり、前の年の同じ時期と比べて１億円以上増えました。
最近の被害の傾向として「老人ホームの入居権を譲ってほしい」などと話を持ち掛けた後に、「名義貸しは犯罪だ」と言いがかりをつけ架空の弁済費用を請求する手口が増えているということです。
こうした架空料金請求詐欺は、前の年の同じ時期から３億５千万円余り増加し、被害件数も４７件増えています。
県警は被害にあわないように家族と合言葉を決めておくことや、騙されたふりをして警察に通報する「騙されたふり作戦」への協力も呼びかけています。
