“EL男”ルカク参上、14戦連発弾マーク! 「欧州大会」の連続得点記録では“CR7”よりも上位に

写真:ELで記録を伸ばし続けるローマのルカク

ローマに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で驚異の14戦連続得点を記録した。

現地時間10月26日に行われたELグループステージ第3節のSKスラヴィア・プラハ戦で、ルカクは3トップ中央の位置で先発出場。前半17分にはイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィのラストパスを受け、ニアサイド上へ強烈な左足シュートを突き刺した。最終的にローマは2-0で勝利を収めており、ルカクはグループステージ3連勝を飾ったチームに大きく貢献している。

また、SKスラヴィア・プラハ戦のゴールによって、ルカクはエヴァートン、インテル時代から継続するEL連続得点記録を『14』試合に伸ばすことに成功した。イギリスメディア『BBC』はルカクの記録に注目し、次のように伝えている。

「ルカクほど、欧州大会で長きにわたってゴールを決め続けてきた選手はいない」

「クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード在籍時)は、2017年6月から2018年4月にかけてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で11試合連続ゴールを記録した。また、アラン・シアラー(ニューカッスル在籍時)は、2004年9月から2005年4月の間にUEFAカップ(2009-10シーズンに『UEFAヨーロッパリーグ』へと名称変更される前の大会名)で8試合連続ゴールを決めている。ルカクの記録はそれらを上回っている」

これはあくまで、CLとELを合わせた「欧州大会」における話。C・ロナウドは、よりレベルの高い相手と戦うCLでの11試合連続ゴールであり、その価値が薄れることはない。だが、所属クラブが変わってもゴールを決め続けているルカクの“EL男”ぶりは、特筆すべきものなのかもしれない。

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