民間空港への戦闘機着陸も計画 11月に自衛隊統合演習

 防衛省統合幕僚監部は27日、陸海空3自衛隊に米軍も加わる「自衛隊統合演習」を、全国各地の自衛隊や米軍の施設で11月10日から20日の日程で実施すると発表した。普段、自衛隊が使っていない民間空港への戦闘機着陸や、原発での防護訓練も計画。日本最西端の沖縄県・与那国島では、地元自治体の防災訓練と連携し、住民避難に自衛隊の大型ヘリコプターや輸送艦を投入する。

 防衛省によると、戦闘機の着陸訓練は、航空自衛隊基地が使用できなくなったと想定し、F15やF2が、岡山県の岡山、大分県の大分、鹿児島県の徳之島と奄美の4空港に入る。

© 一般社団法人共同通信社