「正解の無いクイズ」呂布カルマ&相席スタート・山添&Aマッソ・加納の異色番組が初めて特番に!

テレビ東京ほかでは、10月29日に「誰でも考えたくなる『正解の無いクイズ』~天才奇才変人さん、みんなで一緒に考えよう~75分拡大スペシャル」(午後4:00)を放送。

「正解の無いクイズ」(月~水曜午後5:30)は、現在15分間のレギュラー放送中。「サザエさん一家に高級オープンカーを買わせるにはどうしたらいいですか?」「『他人に迷惑をかけなければ何をしても個人の自由』に対して反論してください」「鬼退治終盤、『子鬼だけは助けてほしい』という鬼の願いに対し、どう対応するべきですか?」といった正解のない問題に対して、各界の天才奇才たちがVTRで解答する。その解答を基に、MCの呂布カルマ、山添寛(相席スタート)、加納(Aマッソ)の3人がとりあえずの仮の正解“カルマルアンサー”を導き出す異色クイズ番組だ。ギャラクシー賞2023年4月度月間賞も受賞した。

今回、番組初となるスペシャルでの“正解のない問題”は、「テストで0点をとりました。親にこの解答用紙を見せ、褒められるにはどうしたらいいですか?」「その場に何もなくても大人でも子どもでもできる丁度いい『罰ゲーム』を考えてください」「出前館のイメージキャラクターに一番ぴったりな歴史的偉人は誰?」「一家団らんが増える新しい家電を考えてください」といった、興味をそそられるものばかり。また、通常のクイズに加え、有名企業の悩みに迫る問題を出題するほか、過去問題で導き出した解答を実際にやったらどうなるのかも検証する。

レギュラー放送は平日3日の夕方15分番組で、クロマキー合成のセットも番組内容も至ってシンプルだが、なぜか目が離せなくなる「正解の無いクイズ」。相席スタート・山添は「兄弟コンビ・ミキのお兄ちゃん(昴生)が特番の放送を見て『今年見たテレビで一番面白かった』って声を掛けてきたんです。それがレギュラーになりギャラクシー賞も取ったんで、ミキのお兄ちゃんの見る目って結構スゴない?って思いました」と言うと、Aマッソ・加納も「母親がこの番組が好きなんです。普段は番組の感想とかあんまり言わないんですけど、『この番組は面白い』って言ってくれますね。でも、その横で親父が『あと全部おもんないで』って言ってたのがムカつきすぎて…ホンマごめんなさい、殺しました(笑)」と、周囲の評判がいいことを明かす。さらに、呂布も「やっぱり『見てます』って言われることが増えましたね。めっちゃ怖いって思ったラッパーの先輩も『あれ見てるよ』って言ってくれて。『加納ちゃん好きなんだよね~』って。あ、そういう目線で見てんねやって(笑)」と述べ、番組中毒者が続々と増えてきている様子だ。

そんな中、満を持してのスペシャル放送決定について、山添は「めちゃくちゃうれしかったです。この番組には、ただただ楽しく参加しているだけなんですが、方々からいい話を聞くんです。面白かったと声も掛けていただけるのもありがたいですね」と喜びを語り、加納は「『来週特番を撮ります』って聞いて、『ゲスト誰が来んのかな!?』とか『あの人が来てくれたらうれしいな!』とか、3人で盛り上がりすぎました。はしゃぎすぎて『こういう時こそ通常っぽく…』と言われた時は少し気まずかったです(笑)」と興奮ぶりをうかがわせ、呂布も「特番から始まった番組なので、最初の感じを思い出しましたね。これを機に放送エリアが広がってくれたらいいなと思いますね」と意欲を見せた。

そして、今回のスペシャルの見どころに関しては、過去に出された問題で導き出した解答を実際にやったらどうなるのかという“検証”だと声をそろえる。「普段見てくれている皆さんには、“検証”は特に見てほしいよね」と山添が言うと、加納は「お名前は言えないんですけど、キャラを見失って本来の力ではない40%位の力で臨んでいらっしゃる解答者の方がお二人ほどいます…それはこちらからすみません(笑)」とスペシャルで思わず力んでしまった解答者にツッコみつつ、それを山添が「今回初めて番組を見る人には、普段はもっと面白い天才のお二人なんですって言っておきたいよね」とフォローする一幕も。

気になるスペシャルの解答者は、かもめんたる・岩崎う大、山口大学教授で哲学者の小川仁志氏、歴史コメンテーターで予備校講師の金谷俊一郎氏、国際弁護士・清原博氏、昆虫研究家・篠原かをり氏、トム・ブラウン、経済学者・起業家の成田悠輔氏、漫画家・真鍋昌平氏、クイズ作家・矢野了平氏、宇宙飛行士・山崎直子、漫画家・和田ラヂヲら。

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